ヘルメットは、いつか捨てなくてはと思ってもなかなか処分方法が分からないので先延ばしになってしまうものです。ヘルメットは、そもそも自治体なら何ゴミで捨てられるのかも分かりにくいのではないでしょうか?
- ヘルメットの処分方法!
- ヘルメットは売却処分できるものもある!
- ヘルメットを早く手軽に処分するなら不用品回収もあり!
この記事を読んでもらうと、ヘルメットの処分方法がわかります。それぞれの処分方法や費用も詳しくまとめてみました。今後も使用することがなくなった方、買い替えで古いヘルメットを処分したい方などは、この機会に適切な処分方法を見つけて行きましょう。
ヘルメットの処分方法
ヘルメットの処分は、以下の4つの方法があります。
不用品回収業者
不用品回収業者は、文字通り不用品の回収を行う業者です。自治体のゴミ回収は回収日時が決まっていますが、不用品回収は依頼者の都合に合わせてもらえるのでとても便利に利用できます。回収対象品目ならすべて自宅まで訪問して回収してくれるので、最も手軽な処分方法です。
ヘルメット以外にも不用品がたくさんある場合でも楽に利用できます。
料金相場
ヘルメット | 500円~1,000円 |
ただし、基本料金や出張費が加わって来るので必ず見積もりを取るようにしてください。
買取・リサイクル業者
ヘルメットの状態が良ければ、売れる場合もあります。買取業者やリサイクルショップで査定を受けてみるのもおすすめです。ただ、ヘルメットは安全のために使うものなので、耐用年数(3~5年)を過ぎてしまうと買取されません。ヘルメットの内側に、製造年数が記載されたシールがあるので確認をしておきましょう。
店舗買取の他には、依頼者の都合に合わせて利用できる宅配買取も便利です。手間をかけずに売却できるので、無料査定を受けてみるのも良いでしょう。
買取相場
ヘルメットの種類 | 買取価格 |
Arai RX-7Xノーマル | 28,000円 |
SHOEI GT-Air ノーマル | 19,000円 |
OGKカブトRT-33 AKIYOSHI | 13,000円 |
買取業者のホームページでは、製品名と型番、ブランドを入力すると簡単にオンライン査定ができるので気軽に試ししてみるのも良いでしょう。
自治体
ヘルメットは、自治体では「不燃ゴミ」か「可燃ゴミ」で出せます。指定のゴミ袋に入れて出すだけなので簡単です。ゴミ袋代がかかるだけで、他の他の不燃ゴミや可燃ゴミと一緒に入れて出せるためお得な出し方もできます。
まず、「ヘルメット ゴミ 自治体名」で検索をしてみてください。ヘルメットの種類や大きさで分別が指定されている自治体もあります。
料金相場
粗大ゴミで受け付けている自治体の場合には、手数料が必要です。
フリマアプリ・オークション
傷や汚れもなく比較的新しいヘルメットは、フリマアプリやオークションで売れる場合もあります。実際に使用してみないとフィット感が分からない面もあるものなので、トラブルにならないためにもヘルメットの状態を写真や説明で詳細に伝える必要があると考えておきましょう。
買取業者よりも場合によっては高く売れる場合もあるため、処分を急いでいない場合には出品してみる価値があります。
売値相場
メルカリで売れたヘルメット | 売値価格 |
HJC フルフェイス ヘルメット キッズ | 5,500円 |
RX-7Xスペンサー | 4,500円 |
SSK軟式野球用ヘルメット | 4,000円 |
SHOEI フルフェイスヘルメット | 10,000円 |
ヤフオクはバイク用ヘルメットが多い傾向です。一方、メルカリでは出品数は少なめですがキッズ用やバイク用など幅広い種類が出品されています。
ヘルメットの自治体ゴミの分別は素材やサイズで異なるので注意しよう
ヘルメットの素材により分別をしている自治体もあります。
- 金属製なら不燃ゴミ
- プラスチック製なら可燃ゴミ
また、サイズで分別が変わる自治体もあるので注意してください。
- 30㎝以下のサイズなら不燃ゴミか可燃ゴミ
- 30㎝以上なら粗大ゴミ
なお、ほとんどの自治体がヘルメットを回収していますが、千葉市では回収対象ではなく市の許可業者の回収を利用するように勧めています。
まだきれいなヘルメットなら買取してもらおう
ヘルメットをお得に処分するなら買取してもらうのが得策です。少しでも高く売るポイントとおすすめの買取業者をご紹介しておきましょう。
高く売るポイント
高く売るポイントは、以下の2つです。
汚れや匂いを取り除く
ヘルメットの汚れは、できるだけきれいに拭き取っておきましょう。頭に被って使うものだけに、匂いがあると買取されづらくなってしまいます。専用の消臭スプレーを使うなどして、手入れを済ませておくのがおすすめです。
付属品を揃える
保証書や説明書の他、ケースなどの付属品があれば、揃えておきましょう。特に、保証書があれば純正品の証となるので高く買取されやすくなります。
バイクのヘルメットはこだわりを持つ人も多く、カスタムパーツやオプションパーツも持っているならそれらも揃えておくのがおすすめです。
おすすめの買取業者
ヘルメットの買取業者で評判の高いところをご紹介します。利用しやすいサービスかどうか比較してみてください。
大黒屋
買取実績が豊富で全国に200店舗もあります。買取対象のヘルメットも多く、最短なら即日入金も可能です。宅配買取の送料・キャンセル料・査定料もかかりません。
アップガレージ
20年以上の買取実績があり、これまで12万点以上のヘルメット買取をおこなっています。店舗買取なら即現金化も可能です。宅配買取では、キットも査定も無料で利用できます。
ドクターヘルメット
買取実績が2万点以上ある業者で、写メを使えば、スマホやPCで無料査定ができます。ヘルメット以外のバイク用品も同時に買取り可能です。宅配買取の送料・キャンセル料も無料で利用できます。
宅配買取でキャンセル時の送料の有無も確認しよう
ヘルメットの買取業者は、宅配買取が成立しなかった場合の返送料の負担の有無が異なります。希望金額以下の時には売らないと考えている場合には、返送料の負担が無いところがおすすめです。
耐用年数を過ぎた工事用ヘルメットはリサイクルを推進している
工事用ヘルメットは、安全に仕事を行うために欠かせないものです。耐用年数を過ぎてしまうと安全性を確保できなくなるので、定期的な買い替えは欠かせません。
ヘルメットを廃棄処分するのではなく、有効資源を活用する目的でリサイクルを推進する取り組みがすでに始まっています。
日本ヘルメット工業会のリサイクルシステム
日本ヘルメット工業会では、ヘルメットの生産や販売に関わる登録会員が顧客から下取りしたヘルメットをリサイクルセンターの自社倉庫に集荷するリサイクルシステムを立ち上げています。
リサイクル費用と送料が必要
日本ヘルメット工業会のリサイクルセンターに直接、ヘルメットを送付することも可能です。1個150円の費用と送料が必要となるので、送付の際には個数や配送料の確認を正しく行うましょう。
工事用ヘルメットは、複数の処分が定期的に必要になるものなので、買い替えのタイミングでリサイクルに協力したい工事会社や官公庁(警察・消防)・学校は検討してみてはいかがでしょうか?
早く廃棄したいヘルメットなら不用品回収業者もあり
早くヘルメットを廃棄したい時には、不用品回収業者の選択肢もあります。
ヘルメットがいくつあっても最短なら即日対応
へルメットを複数処分したい工事会社の場合は、産業廃棄物として回収しなければなりませんが、不用品回収業者なら産業廃棄物収集運搬許可があれば適切に処分してもらえます。
とにかく急いで複数のヘルメットを処分をしたい時には、会社でも家庭でも不用品回収業者へ依頼すると最短なら即日対応も可能なので間にあいます。
バイクや自転車などと一緒に回収可能
ヘルメットが不要になったのは、バイクや自転車に乗らなくなったり、野球をやめてしまったりという理由も考えられます。とりあえず簡単に捨てられそうな自治体でヘルメットの処分から始めようと思い、収集日を確かめているとひと月も先ということもあり得るでしょう。
そんな時でも、不用品回収なら粗大ゴミ回収の申込や持込など手間がかかるバイクや自転車、野球道具など関連したものもまとめて引き取ってもらえるので一気に片付けが完了します。
ヘルメットの状態や量によって最適な処分をしましょう
ヘルメットは、買取できる状態のものなら積極的に活用してみるとお得に処分ができます。廃棄するには、自治体の粗大ゴミ回収以外なら簡単に出せるので収集日や分別に注意して出してみてください。
もし、ヘルメットの量が多い場合や関連するものもある場合には、不用品回収業者を選ぶと迅速に回収が済みます。
ヘルメットの状態や量によってあなたに合った最適な方法で処分を進めましょう。