処分方法

タンスの処分方法!気になる費用・回収や売却の手順を丸ごと解説

処分したいタンス

引越しや家族構成の変化などでタンスが要らなくなった時、大型で重い家具だけに処分には頭を悩ませてしまうものですね。粗大ゴミで廃棄する手順や費用も気になるところでしょう。まだ使えるタンスでも、どんなものなら買取してもらえるのでしょうか?タンスは運搬が難しいだけに、手軽な処分を探している方にも必見の処分方法をお伝えします。

この記事で分かること!
  • タンスの処分方法
  • タンスをお得に買取してもらうポイント
  • 廃棄するしかないタンスは不用品回収業者がおすすめ!

この記事を読んでもらうと、タンスの処分方法が分かります。粗大ゴミ回収・買取・出品・譲渡・不用品回収の処分方法で手間や費用、メリット、デメリットもまとめてみました。

タンスの処分方法

処分したいタンス

タンスの処分は、以下の6通りがあります。

自治体の粗大ゴミ回収に出す

タンスを処分する場合、一番知られている方法は自治体の粗大ゴミ回収です。自治体のゴミ回収で粗大ゴミ扱いとなるサイズは、30㎝以上・50㎝以上と規定があります。タンスは、当然大型で重量もあるので、粗大ゴミの分類です。

  1. 自治体に粗大ゴミ回収を申し込む(電話・ネット)
  2. 粗大ゴミ処理シールを指定場所で購入する
  3. タンスに粗大ゴミ処理シールを貼る
  4. 指定の収集場所へ持ち込む

広く行われている処分方法であり、費用はタンスの大きさによって500~1,000円が相場なので比較的安く処分できるのがメリットです。

けれども、運搬するのには人手が必要です。2階やアパートからの搬出なら、階段の運びおろしや狭い廊下や通路を通すためタンスの方向転換などがありさらに一苦労するでしょう。小さめの整理タンスであっても最低2人は、必要です。

  • 比較的安く処分ができる!
  • 粗大ゴミの手順に従う必要がある!

分解して可燃ゴミに出すのはお勧めしません

木製タンスがほとんどなので、分解すれば可燃ゴミとして出せます。普段からノコギリの扱いに慣れている人以外では、細かく切り刻むのは難しいでしょう。ゴミ袋に入れられる大きさに分解できたとしても、タンス1棹分の量はかなりの袋も必要になると考えられます。

タンスを分解するのは得策かもしれませんが、手間がかかってしまいます。

自治体のゴミ処理施設へ持ち込む

軽トラックや人手があれば、自治体のゴミ処理施設へタンスを持ち込んで処分ができます。粗大ゴミの回収日まで待つ必要もなく、受付可能な日時に持ち込めるので処分が早いのがメリットです。

デメリットは、タンスを搬出したり運搬したりする労力がかかる点でしょう。しかし、普段から不用品をゴミ処理施設へ持ち込んで処分している家庭なら、それほど苦にもならないかもしれませんね。

ゴミ処理施設では、入場時と退出時の重さの差がゴミの重さですので、その重量によって料金を算定します。

  • 持ち込みの負担はかかるものの早く処分できる!
  • 費用を安く抑えられる!(たとえば、10㎏刻みで料金を換算するところもある)

リサイクルショップで買取してもらう

お金をかけずに処分するなら、タンスをリサイクルショップの出張買取で売却する方法もおすすめです。粗大ゴミで捨てるのは、申し込み・収集場所への運搬の手間は結構かかるものですが、買取してもらえるタンスなら大きいものであってもリサイクルショップのスタッフに移動から搬出まですべてお任せできます。

大型のタンスは、最寄りのリサイクルショップしか買取できないと考えがちですがネットの買取業者でも全国展開しているところであれば、出張買取が可能です。以下の項目を確認した上で査定を受けてみましょう。

  • 商品名
  • 購入時期
  • 購入時の価格
  • サイズ
  • 材質

HARD・OFFトレファクは、広く出張買取を行っており、タンスの査定・買取・運び出しまですべてお任せでできるので手間もかからず一石二鳥です。最寄りにリサイクルショップがあったとしてもタンスを持ち込みは車の手配など面倒なことばかりですが、出張買取を活用すればその問題もクリアできますね。

  • 上手く行けば現金化できる!
  • 査定額がつかないタンスもある!

ネットオークションやフリマアプリに出品する

ネットオークションの大手ヤフオクやフリマアプリのメルカリでも、数々のタンスが出品されています。普段から使い慣れている方なら、これらで出品してみるのがおすすめです。

ただネックとなるのが、売れた場合の配送料金です。一般的にはメルカリでは出品者が負担することが多くなっているため、タンスほどの大きさになるとヤマトの「らくらく家財宅急便」を利用する必要が出て来ますね。

  • 手軽に登録して出品することはできる!
  • 売れた場合の配送方法も考えておくう必要がある!
  • 売れるとは限らない!

友人や身内に譲る

状態の良いタンスなら、友人や身内に譲る方法も考えてみましょう。不要になったタンスでも、別の家庭では一つでも収納できる家具が増える方が便利というケースもあり得ます。

電化製品と違ってすぐに壊れてしまうこともないので、譲ったとしてもトラブルになるリスクもあまり考えなくて済むでしょう。

  • 貰い手・譲り手の双方にメリットがある!
  • 身近なところでエコに貢献できる!

不用品回収業者に依頼する

大型のタンスでも安心して処分できる方法と言えば、不用品回収業者への依頼です。依頼をすれば、設置場所に回収に来てくれるためタンスを移動させる必要もありません。

粗大ゴミ回収のように手続きを踏んで行く必要もなく、回収までシンプルです。時間や曜日に関係なく依頼者の都合の良い時間帯に来てくれるメリットも大きいでしょう。

それだけに、費用が割高になる点も把握しておきましょう。

  • タンスの回収相場 3,000~8,000円

なぜ、相場にこれまでの開きがあるかと言えば、基本料金や出張費の算定方法が業者によって違いがあるためです。不用品の数や量によっても、料金の変動もあり業者のホームページ上で調べても分かりにくさがあるでしょう。

単品で算定する場合には、以下の通りです。

  • 基本料金+品目ごとの料金+オプション料金

粗大ゴミ回収と比べると3~8倍もの費用がかかるのはデメリットと言わざるを得ません。しかし、不用品回収業者を選ぶ際にはコツがあるので抑えておくだけでもお得な処分が目指せます。

  • 料金体系が分かりやすい
  • できるだけ自宅から近い業者を探す
  • 業者間で算定が違うため数社の見積もりを取り比較する
  • 最も手軽に処分ができる!
  • 業者を決めるまで慎重に検討する必要がある!
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タンスを買取に出す際のポイント

家計を考える主婦

タンスを買取に出すにはいくつかのポイントを抑えておくようにしましょう。また、査定額の相場を知っておくと提示された時に妥当かどうかの判断材料になります。

買取可能なタンスの条件は?

買取可能な条件は、以下を満たしている必要があります。

  • キズや汚れが許容範囲できれいなもの
  • 比較的新しいもの
  • 組み立て家具のタンスではないもの

特に、ブランド家具は中古品でも人気があり売れやすいので買取されやすくなっています。

  • カッシーナ
  • マスターウォール
  • カリモク
  • 飛騨産業

買い求めやすい価格で人気が高い無印良品やニトリのタンスでも広く買取しているのは、トレファクオフハウスです。お手持ちのタンスのグレードに応じて買取業者を決めると適切な価格が出せるようになるでしょう。

買取相場はいくらぐらい?

気になる買取相場ですが、ノーブランドのタンスは3,000円程度です。高級素材やブランドのものであれば、10,000円以上の査定額もつきやすくなっています。

買取不可のタンスは不用品回収業者が便利

不用品回収業者のトラック

買取査定もつかない古いタンスで処分する人手や車もない場合には、不用品回収業者への依頼が便利です。重いタンスを移動させる必要もなく、電話一本入れるだけで即日対応してくれる業者もいます。

悪徳業者を選ばないコツ

しかし、不用品回収業者の中には実態の良く分からない違法営業をしている場合もあるので注意が必要です。タンスをトラックに載せるだけで、別途運搬費用を追加されることもあります。悪徳業者を選ばないためには以下のコツを意識して業者を絞り込んでみてください。

  • ホームページに住所が記載されている
  • 古物商などの許可を持っている
  • 「無料回収」の業者に依頼しない
  • 見積もりが明確で分かりやすい

信頼ある業者を見つけると、やっかいなタンスの処分も迅速に行ってもらえます。最終的に廃棄するしかない時には、不用品回収業者の選び方を知っておくと良質な業者に安心して依頼できます。