処分方法

不用な家具の適切な処分方法!捨てる際の手順・料金・業者をまるごと比較

タンス テーブル 家具

不用になった家具があるのに、処分を進められない悩みを持つ方も多いでしょう。大型で重さがあるタンスや食器棚などの家具は捨てようにもどんな方法で進めたら良いのか、分かりづらいものです。もう要らなくなった家具といっても、これまで愛用して来たものだけに正しい処分を進めて行くようにしたいですね。

この記事で分かること!
  • 家具を正しく廃棄処分する方法!
  • 家具をお得に売却処分する方法!
  • 家具をリメイクして大切に使う方法!

この記事を読んでもらうと、あなたに合った家具の処分方法(廃棄・売却・リメイク)が分かります。粗大ゴミとして処分するにも、買取してもらうにも正しい手順やメリット・デメリットを理解しておくようにするとぴったりの処分方法を比較して見つけられるようになるので、ぜひ役立ててください。

家具を廃棄処分する方法

粗大ゴミ回収場所に置かれた家具や布団

粗大ゴミで廃棄する

もっとも安く家具の処分ができるのは、自治体の粗大ゴミ回収で廃棄する方法です。

  1. 自治体へ電話やネットで粗大ゴミ回収の依頼をする
  2. 収集に必要な粗大ゴミ処理券の料金・収集日などを確かめておく
    (ゴミの種類と個数、住所、氏名、電話番号を伝える)
  3. 粗大ゴミ処理券を自治体指定場所(コンビニやスーパーなど)で購入する
  4. ゴミ処理券に必要事項を記入して処分したい家具に貼り付ける
  5. 粗大ゴミの収集日に収集場所へ運ぶ

粗大ゴミといっても大型の家具は、収集場所に持ち込みができない場合がありますがその際には、直接、ゴミ処理施設へ持込も可能です。また、自治体が認可している業者へ依頼をして自宅まで回収してもらえます。この場合には、室内からの家具の搬出まで対応してくれるかを確かめておきましょう。

メリット安くて自治体の回収なので安心
デメリットゴミ処理券の購入や家具の搬出など手間や負担がかかる
料金の目安500円~2,000円程度
業者回収の場合は1回1個につき2,000円程度

引越し業者に回収してもらう

家具の処分に迫られるのは、引越しのタイミングが多いでしょう。その際に、引越し業者へ家具の処分または買取を依頼できるところもあります。日通は、家具などの回収処分に対応可能な地域もありますが、サカイ引越センターでは家具の処分は自治体の回収を推奨しているので業者によって対応は異なるので注意しましょう。

メリット引越しと同時に依頼できる
デメリット引越し業者で家具の処分に対応しているのは一部
料金の目安自治体の料金より高い

不用品回収業者に回収してもらう

家具は大型になると、家からの搬出やゴミ処理施設への運搬にも困ってしまいますよね?そんな時は、不用品回収業者へ依頼をすると自宅まで回収に来てくれるのでもっとも楽に利用できる方法です。

  1. 不用品回収業者へ見積もりの依頼をする
  2. 出張見積もりか写真で見積もりをしてもらう
  3. 当日回収後に料金を支払う
メリット希望日に回収してもらえる
手間や負担がかからない
デメリット良質な業者を探す手間がかかる
自治体の粗大ゴミ回収より割高になる
料金の目安机 5,000~6,000円
ソファー 6,000~12,000円
タンス 6,000~12,000円
積み放題サービスを利用すると料金を抑えられる

家具の買い替え時に引き取りしてもらう

それほど悩まずに家具の処分ができるのは、家具の買い替え時に引き取りサービスのある店舗を利用する方法です。最寄りの大型ホームセンターの他ではネットの家具専門店で対応している引き取りサービスを活用してみましょう。買い替えた家具の配送や設置の際に、同じ種類の家具を引き取りしてもらえるので、迅速に家具の処分ができます。

家具の引き取りサービスは、以下のような条件を満たす必要があるのであらかじめ確かめておきましょう。

  • 対象となっている家具のみ
  • 対象となるのは買い替え時の商品が10,000円以上
  • 同じ種類の家具を買い替えした場合
  • 購入した家具と引き取りする家具が同じ場所の場合
メリット家具の買い替え時に迅速に処分してもらえる
デメリット引き取りのみは依頼できない
料金の目安ナフコ 無料回収
ニトリ 3,000円

家具を売却処分する方法

フリマアプリで売る

家具は実用性を優先するなら、数年経過したものでも問題なく使えます。まだまだ使えるものなので廃棄するのではなく、売って処分する方法も検討してみましょう。

出張買取のあるリサイクルショップを利用する

大型の家具でも安心して利用できるのが、リサイクルショップの出張買取です。

大手の総合リサイクルショップのトレジャーファクトリーは、購入から10年以内の家具ならフォームから出張買取の申し込みが簡単にできます。

同じく、出張買取の人気も高いのがセカンドストリートですが、家具の購入から15年以内のものを対象にしている点がトレジャーファクトリーとは異なります。

リサイクルショップの出張買取を利用する際には、キャンセル料の発生についても念のため確かめておけば安心です。

メリットお得に処分できる
デメリット家具次第では査定額がつかないこともある

ネットオークション・フリマアプリで売る

リサイクルショップの買取で期待した査定額がでない場合や買取条件を満たさない家具の場合には、ネットオークションやフリマアプリを活用して売ることもできます。急いで処分しなければならない理由がない時なら、ネットで売却するのも一つの手としておすすめです。ただ、個人間の取引なので家具の詳細が分かる写真や説明、コメントのやり取り、送料の負担についても考えておく必要はあります。

メリットお得に処分できる
デメリット家具次第では売れないこともあり
取引のトラブルには注意が必要
配送や送料について考えておく必要がある

ネット地域掲示板で売る・譲る

配送を伴うネットでの売却は、面倒だと感じる方にはネット地域掲示板のジモティーがおすすめです。ジモティーなら、希望に応じて指定場所で購入者と対面して引渡しができます。もちろん、自宅まで取りに来てくれることを条件に出品もできるので配送を心配する必要がありません。

メリットお得に処分できる
譲ることもできる
デメリット家具次第では売れないこともある
取引のトラブルには注意が必要

家具を捨てずにリメイクする方法

家具にニスを塗りリメイク

家具を廃棄するか売却するかの方法以外でも、発想を変えてリメイクする方法があります。家具も洋服と同じようにその時代に合うトレンド商品があり、何となく現在の暮らしに合わなくなってしまうことが少なくありません。十分、機能を満たしているのに大型の婚礼家具だとスペースを取り過ぎていることもあるでしょう。そんな時に、役立つのが家具のリメイクです。

家具のリメイクを依頼する・自分で行う

家具のリメイクは、専門業者に依頼することができます。特に婚礼家具のリメイクは希望するケースも多く、キャビネットやデスク、チェストなどに生まれ変わらせることでさらに長く愛用できるのです。また婚礼家具は、他にもお子さんの学習机やベッドにリメイクするという斬新な発想も注目を浴びています。

比較的、コンパクトな家具ならDIYでリメイクをしている方も少なくないのです。小型の引き出しの持ち手を変えたり、タンスの引き出しを除外して見せる収納をしたりとアイデア次第で自由にアレンジしてみるのも良いでしょう。形状を変えるのではなく、手軽にリメイクシートで印象を変えるのも幅広く楽しんでいる方もいます。

メリットリメイクして家具を大切に使える 思い出のある家具を長く使える
デメリット自力でのリメイクは好きな人にしか向いていない
業者への依頼は料金が高くかかることもある

状況や都合に合わせ進めやすい家具の処分方法を選びましょう

家具の処分は、家具の状態や処分までの緊急度、進める方の都合に合わせて廃棄、売却あるいはリメイクから処分方法を見つけてみてください。家具を廃棄処分するにも、正しいやり方を知っておけば進めやすくなるでしょう。もし、家具を売却できるようであれば受け取った金額を新たな購入資金にすることもできますね。それだけに買取業者を決める際には、納得の行く査定や買取方法ができるところを選びましょう。