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不用品回収の4tトラック積み放題の料金相場を紹介!積める量や注意点も解説

捨てたい不用品がたくさんあるときに便利なのが、不用品回収のトラック積み放題サービスです。その中でも、大量の不用品処分に向いているのが4tトラックへの積み放題です。4tトラックはかなりの大きさですが、どのくらいの料金がかかるのでしょうか。また、積める量の目安や、4tトラック積み放題サービスを利用する際の注意点についてもご紹介します。

不用品がたくさん!積み放題サービスを利用しよう

不用品回収では一点から回収をすることができますが、もちろん大量の不用品を回収することもできます。大量の不用品回収を依頼する場合に便利な積み放題サービスとは、どのようなサービスなのでしょうか。

大量の不用品処分なら積み放題サービス

不用品回収は一点から回収を依頼することができます。一点や数点の不用品ならば、品目ごとに決められた料金を支払い業者に回収してもらうことになりますが、大量に不用品がある場合には、トラックへの積み放題サービスのプランになる業者がほとんどです。

積み放題サービスとは、その名の通り、業者のトラックに不用品を積めるだけ積むというものです。

積み放題サービスでは、不用品の量に合わせて、業者が軽トラック、1tトラックなどを自宅まで運転してきて、不用品を次々と積み込みます。そして、不用品の数や重さなどではなく、トラックの大きさごとに決められた金額を支払うというシステムになっています。

積み放題サービスならパック料金でお得に処分できる

積み放題サービスの場合、料金体系はパック料金になっているのが一般的です。パック料金とは、基本料金、回収費、運搬料、処分費、人件費などがすべて含まれた料金のことです。

大量に不用品がある場合、一つ一つの品目に料金を払うより、このようにパック料金を払った方が安く済むことが多いのです。そのため、大量に不用品がある場合には、積み放題サービスを適用する業者が多いというわけです。

4tトラック積み放題サービスで利用されている例

4tトラックでの積み放題は、積み放題サービスのプランの中でも最も容量の大きいものです。いったいどのくらいの量の不用品があると、4tトラックの積み放題サービスを利用することになるのでしょうか。ここでは、実際に4tトラックの積み放題サービスを利用している例をご紹介します。

3DK程度のゴミ屋敷清掃

ゴミ屋敷清掃では、ゴミや不用品がたくさん出るために積み放題サービスが利用されることが一般的ですが、一人暮らしなどの場合は軽トラックや1tトラックで済んでしまいます。

4tトラックを利用する目安は、3DKほどの大きさの家のゴミ屋敷清掃をする場合です。このくらいの家の中につまっているゴミや不用品を積み込むときには、4tトラックがよく利用されています。

倉庫に眠っている大量の不用品処分

倉庫や納屋、物置などに、壊れた家電製品、タイヤ、使わなくなった家具、壊れた自転車などを次々と入れてそのままにしているという方は少なくありません。次第に、自分一人では処分できない量になってしまい、放置したまま何年も経ってしまっているというケースもあります。そのようなときにも不用品回収は役に立ちます。

大きめな倉庫や納屋、物置などがある家では、家中に眠っている不用品を集めると4tトラック分ほどの量になる方もいます。一度にそれだけの量を処分できるというのは大変便利ですね。

一軒家の引越し

引越しの際には、「断捨離をする」「新しく家電や家具を買い換える」などの理由で大量の不用品が出ることがあります。不用品回収業者の中には、引越しを行っている業者もいますので、不用品が大量に出てしまうという方は不用品回収業者に引越しを頼むのもよいでしょう。

一軒家が引越しをする際に出る不用品の量は、大量に処分する場合4tトラックほどの大きさのトラックが適しています。特に、家具や家電などを一新したい場合には、4tトラックが必要でしょう。

空き家の清掃

空き家の中には、当時住んでいたままの状態で放置されているものもあります。そんな空き家を清掃し、再び人が住める状態にするには家中のものを撤去する必要があります。

家具、家電、生活用品など家中の全てのものを撤去するとなると、やはり4tトラックを用意しておいた方がよいでしょう。

4tトラック積み放題の料金の相場

4tトラック積み放題サービスを行っている業者の料金プランを実際に調べてみたところ、10万円前後が平均的な料金となっていました。

しかし、全てが10万円前後というわけではなく、安いところでは5万円台のところもあった一方、高いところでは20万円以上かかる業者もありました。

なぜこのように業者によって料金に差があるかというと、要因の一つには作業員の人数があると考えられます。業者によって、作業を2人で行うところ、3人で行うところ、4人で行うところとさまざまでした。作業員が多ければ多ければ多いほど人件費がかかりますので、料金が高くなるということになります。

ですから、業者に依頼するときには、何人の作業員が来るのか確認し、料金が高くなりすぎないように気を付ける必要があります。しかし、大きな一軒家の場合など、作業員が多数必要になるときには、料金がある程度高額になっても仕方ないと言えます。

4tトラック積み放題を利用する際の注意点

トラック積み放題サービスは便利ですが、注意しなければならない点もあります。その中でも、4tトラックの積み放題サービスを利用する際に必ず気を付けておかなければならない点についてご紹介します。

不用品の量が少なくても料金は安くならない

積み放題のトラックの大きさを4tにした結果、意外に不用品が少なくトラックの荷台に空きができた場合にその分料金が安くなるかというと、安くはなりません。どんなにトラックの荷台に余裕ができていても、4tトラックでの積み放題サービスを申し込んでいれば、料金は4tトラック分の料金を支払わなければならないのです。

ですから、トラックの大きさを決める前にしっかり見積をしてもらい、どのくらいのトラックの大きさが適切なのか業者と相談する必要があります。例えば、引越しのときなど「大量のごみが出るはずだから一番大きい4tトラックでいいや」というように適当にトラックのサイズを決めてしまうのはおすすめできません。捨てる予定ものを全て業者に見せ、業者からトラックの大きさを決めてもらう方が安全です。

ごみ袋の中身を分別していないと作業代がかさむ

作業時間を減らし料金を節約しようと、お客さんの方であらかじめごみ袋に詰められるものを詰めておくことがあります。しかし、それが逆効果になる場合もあります。それは、ごみ袋の中身が分別されていない場合です。

基本的に不用品回収業者は分別していないごみでも回収し、あとで分別して処分してくれます。しかし、その分の作業代が請求されてしまうため、お客さんの方できちんと分別しておく方が料金が安く済む場合が多いのです。

不用品を積む作業に時間がかかると作業代がかさむ

不用品回収をする際には、お客さんがあらかじめ不用品を外に出しておかなければならないということはありません。作業員が不用品がある部屋まで行き、そのまま持ち運びをしてくれますので、お客さんは何もしなくてもよいのがメリットです。

しかし、大量に不用品がある場合、全ての持ち運びを作業員に任せてしまうとかなりの時間がかかります。作業員の人件費は一時間単位であることが多く、作業時間が延長されればされるほど料金は上がっていってしまうことには注意が必要です。

家電製品など重量のものを動かすのは危険であるため避けた方がよいですが、軽量のものを一カ所に寄せておく、外に出せるものは出しておくなど、作業がより短時間で終われるようにしておくと料金の節約に繋がります。

トラックに積みきれない場合、追加料金がかかる

4tトラックの容量はかなり大きいですが、それでも入りきらないほどの大量の不用品があった場合、業者の方でトラックを一旦持ち帰り再び回収に来たり、もう一台別のトラックを用意したりしなければならず、追加料金がかかってしまいます。

見積で4tトラックの利用が決定したあと「やっぱりこれも捨てよう」とあれもこれもと捨てるものを増やしてしまうと、回収当日に4tトラックに入りきらず追加料金がかかってしまう恐れがあります。見積後に捨てたいものができたときは、自分で簡単に捨てられるものならば自分で捨てておくとよいでしょう。

まとめ

不用品回収で4tトラックの積み放題サービスを利用する際の料金相場や、積める量の目安、注意点について解説しました。

積み放題サービスは便利なサービスですが、4tトラック分の不用品を処分するにはどうしても料金が高くなってしまいます。そのため、注意点としてお伝えしたように、あらかじめ分別しておいたり外に出せるものは出しておくなど作業時間の短縮ができるように工夫すると、業者によっては料金が多少安くなることがあります。

料金を少しでも安くしたい方は、業者に料金を安くするためにできることがないか聞いてみることをおすすめします。