「来客用の布団が何年も押し入れに入ったままで、結局使わない」「セールで布団を買い揃えているけれど結局出番が少ない」など布団の処分をしたくてもなかなかできなくて悩んでいる方もいらっしゃるでしょう。大きくてかさばる布団は、どんな風に処分したら良いのでしょうか?
この記事で分かること!
- 布団の処分方法と気をつけておくポイントが分かる!
- 布団を下取りや引取、買取してもらうとお得に処分できる!
- 使わない布団で社会貢献ができる!
この記事を読んでもらうと、布団の処分方法がすべてわかり悩みごとを解決できます。廃棄処分だけではなく、下取り・引取・買取を利用することも条件を満たせば可能です。また、使わない布団で社会貢献ができることはあまり知られていないようです。ご自分に合う処分方法を絞り込んでみるのに役立ててください。
布団の処分方法と気をつけてほしいポイント
古い布団や使う機会が少ない布団が、何枚も収納されている家庭もあるのではないでしょうか?布団の処分は、以下の5つの方法があります。
自治体のゴミ回収を利用する
布団は自治体のゴミ回収を利用すれば、安心して処分ができます。粗大ゴミまたは燃えるゴミとして出せます。一般的には、大きくかさばる布団は粗大ゴミの対象としていますが、まずはお住まいの自治体でまず確認をしてください。
粗大ゴミ回収
粗大ゴミ回収を利用する際には、粗大ごみ処理券を指定場所で購入して布団に貼り付けておきます。粗大ゴミ収集場所か自宅前に布団を出すと業者が回収してくれるので、手軽にやれる方法です。
- 料金 1枚500円程度
粗大ゴミ処理施設に持ち込める方は、粗大ゴミ受付センターに申し込みをする時に持ち込みとあらかじめ伝えておきましょう。
燃えるゴミ回収
通常の燃えるゴミで受け付けてくれる自治体の場合には、細かく裁断するようにしてください。きちんとゴミ袋の口をしばって出すように注意をしましょう。料金は、かかりませんが手間は相当かかります。布団を細かく裁断するのは大変な作業であり中綿が出て来るため後の掃除も必要です。
- 料金 無料
【ポイント!】自治体ごとのルールに従う
自治体ごとで布団をゴミとして出すには、ルールが異なります。間違って出すと回収されないこともあるのでルールを予め確かめてから出すようにすれば安心です。
- 粗大ゴミか燃えるゴミか?
- 燃えるゴミの場合のゴミ袋の大きさは指定されているか?
- 雨天時に布団を粗大ゴミで出す際に濡れないようにする必要があるのか?
買い替え時の引取や下取りを利用する
布団をこれから買い替える予定がある方なら、引取や下取りサービスを活用しない手はありません。新しい布団を購入する際に、このようなサービスがあるところを選べば処分にお金をかけずに済みます。
引取や下取りサービスがある販売店や通販会社
- 西川ストアオンライン 布団を無料引取可能
- ジャパネットTAKATA 掛け布団を下取り可能
有料引取サービスがある販売店
- 眠り姫 1,000円で布団を引取可能
【ポイント!】引取や下取りの条件を満たす買い方
布団の引取や下取りサービスを利用するには、対象の布団を買い替えしなければなりません。また、一定金額以上の購入が条件となっていることもあるので十分検討してみてください。
新品やそれに近い布団は買取を利用する
捨ててしまうのは惜しいと思う布団でも、新品や未使用に近いものでなければ買取してもらうことは厳しくなっています。しかし、リサイクルショップ次第では中古の布団でも買取金額がつくこともあるので布団の状態をまず確かめておきましょう。
【ポイント!】買取されやすい布団の条件
以下の状態の布団なら買い取ってくれるケースもあり得ます。
- 購入して3年以内で使用感がない
- 購入後3年以上経過していても未使用
- ブランド布団や高級羽毛布団
リサイクルショップが出張買取に対応していない場合には、店舗で査定を受ける必要があります。あらかじめ条件を満たしているかを自分なりにチェックしておくようにしましょう。
寄付をする
捨てなければならないと思っている布団でも、団体を利用すると寄付ができるのをご存知ですか?発展途上国や国内の犬や猫の保護施設で布団や毛布など再利用をするために寄付を受け付けているため、選択肢の一つとして検討してみるのもおすすめです。
寄付を受け付けている団体
国際社会支援推進会ワールドギフトは、海外途上国への物資支援を行っている団体です。なかなか社会貢献をしたくてもできづらい方でも、不要な布団を寄付するだけなら、比較的やりやすいのではないでしょうか?
動物への支援を行っているのは、ピース・アニマルズ・ホームです。布団は、動物の保温や老犬や病気の犬にも多数必要とされています。日頃から犬や猫の保護活動を支援したいと思っている方であれば、布団を送るという形で寄付ができます。送る際には、布団を指定された大きさに裁断しておくとすぐに犬猫のために役立つようになり、配慮をしておくとより喜ばれるでしょう。
【ポイント!】集荷の負担も考えておこう
国際社会支援推進会ワールドギフトは、全国どこでも集荷に来てくれるので寄付はしやすい環境が整っています。ただし、その際に料金の負担があるので寄付を検討している際にはあらかじめ確かめておくようにしましょう。
- ダンボール3辺の長さ120㎝ 2,400円
- ダンボール3辺の長さ140㎝ 2,900円
- ダンボール3辺の長さ160㎝ 3,700円
不用品回収業者に依頼する
布団を捨てるのに手間をかけずに一気に処分したい方、複数の布団を片付けたい方などには、不用品回収業者がおすすめです。 布団の搬出も裁断もしなくて済む上に、自分の都合に合わせて回収してもらえる心強い存在となります。
- 1枚 500~2,000円が相場
相場は上記の通りですが、布団だけを依頼した場合でも基本料金が3,000~5,000円がかかる業者もあります。1枚の布団だけを依頼するケースはほとんどなく、マットレスと布団、家具や家電と布団など複数の不用品と同時に依頼するケースが多くなっています。後々、トラブルにならないためにも見積もりを複数社から取っておくのがおすすめです。
【ポイント!】業者選びは慎重に
不用品回収業者は手間がかからず便利な反面、業者の品質にばらつきがあることを知っておかなくてはなりません。だからこそ、業者選びは慎重にする必要があるので以下のポイントをチェックしておきましょう。
- 無料回収の業者には始めから依頼しない
- 明確な見積もりを出してくれる業者から選ぶ
- 布団の処分の相場を把握しておいて業者を選ぶ
まとめ
気がつけば、布団圧縮袋でコンパクトにした布団が何枚も増えてしまっていることもありませんか?またスペースがある家庭でも、使わないものを年々も仕舞っておくのは収納スペースの無駄になります。いつか使うと思っている「いつか」は意外と永遠に来ないことの方が多いと言われています。お宅に眠っている布団を、この機会にすっきりと処分していきましょう。