処分方法

ガスコンロを処分したい方必見!費用の有無・外し方・売れやすいものを解説

炎のついたガスコンロ

ガスコンロが古くなったり引越しやIHクッキングヒーターの導入で要らなくなったりなどの理由で処分を検討している際には、どのように捨てれば良いのか悩んでしまいますね。自治体のゴミ回収で対象となっているのかも気になるところでしょう。家電リサイクル法の対象品目とは違うものの、ガスコンロは性質上で特殊な廃棄方法が必要ではないかと考えてしまいがちです。

この記事で分かること!
  • ガスコンロを適切に処分する方法!
  • ガスコンロを安全に外すための注意点!
  • より高くガスコンロを売るためのコツ!

この記事を読んでもらうと、ガスコンロを適切に処分する方法がわかります。ガスコンロを捨てる際の費用の有無や処分する前のガスコンロの外し方も把握しておけば、安全に処分を進められますね。もし、ガスコンロを買い取ってもらえるのなら高く売るコツもマスターしておきましょう。

ガスコンロの適切な処分方法

ガスコンロ

処分に悩むガスコンロは、以下の6つの方法から向いているものを選べます。

自治体の粗大ゴミ回収で出す

ガスコンロは、ガスを使うことから自治体での回収ができないと思いがちですが、粗大ゴミとして回収をしてもらえます。

  1. 粗大ゴミで回収してもらう手順をご覧ください
  2. 電話かネットで粗大ゴミ回収の予約を申し込む
  3. 自治体が指定しているスーパーやコンビニで粗大ゴミ処理シールを購入する
  4. ガスコンロに粗大ゴミ処理シールを貼って収集場所に出す
自治体処理費用(粗大ゴミ処理シール代)
大阪市400円
仙台市400円
東京都江東区400円
福岡市記載なし

自治体によってガスコンロの処理費用(粗大ゴミ処理シール代)が異なりますが、概ね数百円程度で済むので手軽に利用できます。出す際には、電池を取り出すように注意点が記載されている自治体もあるのできちんと守って出しましょう。

メリット

  • 安い費用で処分してもらえる
  • 自治体のゴミ回収なので信頼が持てる

デメリット

  • 収集場所が遠いと搬出に困難を伴う
  • 粗大ゴミ回収日まで待たなければならない

買い替えで引き取ってもらう

ガスコンロが故障したり劣化が著しかったりする場合には、買い替えを検討するでしょう。そのタイミングで古いガスコンロを引き取ってもらうと安心で手間がかかりません。費用は、購入店によってさまざまですが確実に処分をしてもらえます。

ネット通販で買い替えする場合にも、引き取りサービスの対応ができるところもあります。中には無料で回収してくれるショップもありますが、注意したいのは特定の条件を満たすガスコンロの購入時のみです。ガスコンロの宅配料金をショップが負担してくれるので、とても助かりますね。有料のショップでも、自宅から宅配で発送するだけで運ぶ手間もかからない上に800円程度なら割安だと言えるでしょう。

たとえば、カインズオンラインショップでは、ガスコンロの購入者に限って引き取り処分サービスを提供しています。リンナイを始め、パロマ、ノーリツの製品を購入すれば無料での引き取りが可能です。

またコメリでは、買い替え時に一部の店舗(富山県、石川県、福井県、滋賀県、岐阜県、京都府)では有料下取りに対応している他、それ以外の店舗では無料で引き取りをしてもらえます。

メリット

  • 買い替え時なら手間がかからず引き取ってもらえる

デメリット

  • 買い替えではなく引き取りのみは受け付けていない

不用品回収業者に依頼する

粗大ゴミ回収まで待てない事情がある場合や収集場所まで搬出しようにもできない方などは、不用品回収にガスコンロの回収を依頼する方法もあります。それだけに、自治体の粗大ゴミ回収よりは料金は高くなるのは、理解しておいてください。

ガスコンロは、リサイクルされるものなので料金は1,000円ほどで済みますが、基本料金や出張料金がかかることから4,000円程度はかかります。もし、他の不用品がある場合なら合わせて依頼をすると、割安に回収をしてもらうことも可能です。

メリット

  • 早く処分したい時に間に合う
  • ガスコンロを収集場所まで運んだり粗大ごみ処理シールを準備したりしなくて済む

デメリット

  • 業者のリサーチをしないと費用が相場以上になる可能性がある

リサイクルショップで売却する

正常に使えてまだ製造から10年以内のものなら、リサイクルショップで買取をしてもらえる可能性があります。特に、人気があるのはできるだけ新しい製品で使用感の少ないものです。処分をするのにお得に買い取ってもらえるので査定を受けてみる価値は十分あります。

ガスコンロの買取は、新品の販売価格とガスコンロの状態によって500~6,000円程度の査定額が出ます。見た目の美しさで査定額が変動するので、できるだけきれいに油汚れを落としておきましょう。

  • ホーロー天板
  • ガラストップ

特に、高価買取されやすいのは上記のようなモデルです。汚れがつきにくくきれいな状態を保ちやすいため人気が高くなっています。

メリット

  • ガスコンロをお得に処分できる
  • 査定が無料でお試ししやすい

デメリット

  • 状態次第では査定額がつかないこともある

友人に譲る

ガスコンロを処分したい時、友人や身近な人に声掛けしてみるのもおすすめです。ガスコンロを使用するに連れて、どうしても油汚れや五徳のがんこな焦げ付きが残ってしまい買い替えするまでもないものの、より新しいものなら譲ってもらいたいと思う方も少なくありません。より気心の知れている友人なら、中古のガスコンロでも快くもらってくれるでしょう。

メリット

  • もらってもらうと手間なくガスコンロの処分ができる
  • 申し込みなどの手続きも要らない
  • 先方に喜ばれる

デメリット

  • 相手にも寄るもののすぐに壊れた時にトラブルになる可能性もある

トータルリサイクルは無料で処分できる

ガスコンロを無料で処分したいなら、トータルリサイクルを検討してみましょう。離島を除く日本全国ほとんどの地域から、ガスコンロを宅配回収しています。

  1. フォームかメールで申込をする
  2. 受付メールの確認後、ガスコンロを梱包する
  3. ゆうパック・クロネコヤマト・佐川急便の着払いで発送する

ただし、2011年以降に製造されたガスコンロを対象にしているので、注意が必要です。もし、年式が分からない場合にはトータルリサイクルへ問い合わせをしてみましょう。LINEで質問や申し込みにも応じてもらえるので、気軽に活用できるのではないでしょうか?

メリット

宅配を利用して無料で回収してもらえる

デメリット

梱包をしっかりとしなければならない

自分で安全にガスコンロを外すための注意点

ガスコンロを処分する際に気になるのが、安全に外せるかどうかや扱いの注意はどうしたら良いのかという点でしょう。やはり、ガスを使用している機器だけに扱いは慎重に行うようにしてください。

キッチンに組み込まれているビルトインコンロの場合には取り外しは資格のある業者にしかできないため、据え置き式のガスコンロを前提にして説明しています。

元栓を必ず閉める

ガスコンロの元栓を閉める習慣のない方も中にはいるようです。元栓を開けたままガスコンロのホースを外すのは火災を起こす可能性もあります。必ず元栓を閉めた状態で行うようにしてください。

ガスホースに切れ目を入れて抜く

ガスホースはガスコンロを外す際にしか、引き抜くことはほとんどありません。そのため、抜こうとしてもなかなかうまく行かない時もあります。しかも、使用が長くなるほど油汚れがホースに残っていて力を入れにくくなってしまうのもです。抜けにくいこともあるので、カッターを使うなどしてゴムホースに切れ目を入れてから抜くと抜けやすくなります。

ガスホースのガス抜きをする

ガスホースを抜いてしまっても、その後にわずかなガスが残っている可能性があるので必ずガス抜きをしましょう。側で何か火気を使っている時に思いがけず引火してしまうことだってあり得ます。

売れやすいガスコンロをより高く売るコツ

ガスコンロの掃除

せっかくガスコンロを売るなら、より高く売るコツを把握しておきましょう。

正しい査定を受けるためには、まずメーカーと型番の確認をしましょう。シールが貼られているのは正面や電池ケースの裏を見ると記載されています。

普段のガスコンロの掃除は、本体を動かして行う方は少ないかもしれません。売却するのであれば、できるだけマイナス査定されないためにも油汚れを本体すべて落とすようにしてみましょう。本体の後ろ側や側面にも想像以上の油汚れや埃がついていることもあるので、入念に食器用洗剤などを使ってきれいにしてみましょう。

また、IHクッキングヒーターに変えた、引越しで要らなくなったなどの理由でガスコンロが要らなくなったらできるだけ早く買取に出すのがおすすめです。年式が古くなるにつれ査定額が下がるためです。

ネットでもさまざまな買取業者が存在していますが、以下の3つがかかるかどうかも確認しておきましょう。

  • 宅配買取の送料
  • 査定料
  • 梱包資材の有無

たとえば、1,000円の査定額が出たとしても送料が2,500円かかってしまえば、マイナスになってしまうこともあるからです。

安全にガスコンロを使うためにも年数経過したものは早めに処分を

ガスコンロの炎

故障しているのかはっきりわからない場合には、まずガス会社へ相談をして見てもらいましょう。着火できないのは電池切れだと思うものですが、電池を交換しても正常に着火できないことだってあり得ます。その他、火が途中で消えてしまったり、炎の色がいつもと違っていたりすることもあるでしょう。バーナーキャップが汚れで目詰まりしていることで、そこだけ炎が出ない場合もあるので掃除をしてみましょう。

安全に毎日の調理で使うためにも、たとえ故障がない場合でも年数が経過してしまったものは早めに処分をするのが賢明です。据え置き型のガスコンロの寿命は7~10年と言われています。火災の危険性もあり、故障が起きると調理ができなくなり不便を強いられてしまうでしょう。ガスコンロは、買い替えの周期が必ず来るものだと考え、よりお得な処分方法を頭に入れておくのがおすすめです。