処分方法

掃除機の処分方法5選!捨て方と費用を徹底比較

処分したい掃除機

要らなくなった掃除機は、自治体のゴミ回収なら粗大ゴミか不燃ゴミかで迷ってしまいますね。自治体以外で捨てられる方法がないのかも気になるところでしょう。その他の処分方法や費用についても詳しくお伝えしていきます。

この記事で分かること!
  • 掃除機の処分方法!
  • 掃除機を買取してもらえるのか!
  • サイクロン式と紙パック式を比較!

この記事を読んでもらうと、掃除機の処分方法が分かります。自治体のゴミ回収で捨てるだけではなく、家電量販店での回収や買取業者への売却などいろいろな方法をまとめてみました。

掃除機の処分方法と費用

スティック型掃除機 

掃除機を処分する方法は、自治体のゴミ回収だけではなくその他にもいろいろな方法があります。掃除機の寿命は、概ね6~7年と言われているの一定の期間を経過すると、必ず処分をする必要に迫られるわけですね。

自治体指定のゴミ回収方法で処分する

掃除機は、自治体のゴミ回収に出せるのですが自治体の分別ルールに従って出すようにしなければなりません。

粗大ゴミの場合

掃除機を粗大ゴミで受け付けている場合には、以下の手順で回収を進めていきます。

  1. 自治体のゴミ処理センターに申し込む
  2. 粗大ゴミ処理シールを指定場所で購入する
  3. シールを掃除機に貼り粗大ゴミ回収場所に出す

掃除機は、収集場所までの持込もしやすい家電です。手順に従って行けば、スムーズに回収ができますね。粗大ゴミの処理費用は、200~400円が相場です。

  • 粗大ゴミ処理費用は比較的安い!
  • 掃除機は収集場所に持ち込みしやすい!

不燃ゴミの場合

自治体次第では、掃除機を不燃ゴミで受け付けしている場合もあります。その場合には、不燃物のサイズに上限があるかも確かめておきましょう。また、指定のゴミ袋に入れなければならない場合もあるので、その点も注意しておいてください。

  • 粗大ゴミで出すより手間や費用がかからない!

ゴミ処理センターへ持ち込む場合

掃除機を自治体のごみ処理センターへ、直接持ち込むこともできます。ゴミ処理センターの受付時間を調べた上で持参しましょう。

  • 粗大ゴミ回収より費用を安く抑えられる!
  • ごみ処理センターへ持ち込む手間がかかる!

小型家電回収ボックスに入れる場合

その他、小型家電回収ボックスに入れて処分する方法もあります。このボックスは「小型家電リサイクル法」に基づいて設置されているもので、具体的に入れられる内容は自治体で定められているので確認をしておいてください。

ボックスの開口部の大きさ次第ですが、ハンディタイプの掃除機なら入れやすいでしょう。

  • ボックスに入れるだけで済むので簡単!

家電量販店の引き取りに出す

掃除機は、家電量販店に引き取りを依頼することも可能です。小型家電リサイクル法に従って、家電量販店は有料で引き取りを行っているので問題なく出せます。

家電量販店料金(税込)
エディオン550円
ヤマダ電機550円
ケーズデンキ1,100円
ヨドバシカメラ1,100円

粗大ゴミの回収は手続きが必要ですが、家電量販店の引き取りを利用すると営業時間内ならいつでも都合の良い時に持ち込めるので、手間がかからないというメリットがあります。

ヤマダ電機は買取可能

まだ使える掃除機ならヤマダ電気の買取を利用すると、上手く行けば最大2,000円で買い取ってもらえるのでお得に処分を済ませられます。

  • 買取対象メーカーが指定されている
  • 買い取り対象製造年式の範囲内
  • 破損や変色、色褪せ、錆がないもの
  • 家電量販店へ持ち込みしやすい人におすすめ!
  • 粗大ゴミ回収よりも費用が高い場合もある!
  • 上手く行けば買取してもらえる!

テレビショッピングで下取りしてもらう

掃除機の買い替えを検討しているなら、テレビショッピングの下取りを活用して処分する方法もあります。下取りというと一定の条件を満たしていなければならないと考えがちですが、テレビショッピングでは壊れていたり何十年も前のものであったりする掃除機でも下取り対象です。

ジャパネットタカタの下取りサービスを利用するには、「下取りあり」と記載されている掃除機なら下取りの対象です。手数料として550円(税込)がかかります。

  • 新しい掃除機の配送時に下取りしてもらえる!
  • 購入希望の掃除機が「下取りあり」の商品とは限らない!

リサイクルショップや買取業者に売る

正常に作動する掃除機の場合には、リサイクルショップや買取業者に売ることもできます。近年発売されている掃除機は年々高機能なものが多く、故障をしなくても最新のロボット型やサイクロン型に買い替えをしたいという方も増えています。手持ちの掃除機が比較的新しく人気のある機種であれば、高値で買取される可能性も出てくるでしょう。

  • 原則として販売から5年以内の掃除機
  • 国内メーカーのほか、ダイソン製が人気
  • 汚れや傷が少ないもの・きれいなもの
  • 付属品が揃っているもの

上記のような条件を満たしている掃除機であれば、まずは査定を受けてみるのがおすすめです。

掃除機はコンパクトになっているものの、店頭に持ち込むのが大変だったり最寄りにリサイクルショップがなかったりする場合には、便利な宅配買取を活用してみましょう。

  • お得に掃除機を処分できる!

フリマアプリで出品する

買取査定がつかなかった場合や普段からフリマアプリに慣れている場合には、フリマアプリに出品してみる方法もあります。誰でも気軽にスマホ一つあれば、お試しで出品できるので便利です。大人気のルンバやコードレス掃除機などメルカリには多数出品されています。

処分を急いでいない場合に、気軽に出品してみるのも良いでしょう。

  • 自分で手軽に出品できる!
  • 売れない時に別の方法を考えなければならない!

不用品回収業者に依頼する

自治体、家電量販店、リサイクルショップなどの処分方法は、面倒だと感じる方もいるでしょう。そのような時におすすめなのが、不用品回収業者への依頼です。いつでも都合の良い時に回収に来てもらえる上、手続きなどが不要なので最速で処分できます。

掃除機の処分費用は、500円以上と決められている業者が多くなっていますが、基本料金がかかるため、単純にそれだけの料金で回収してもらえるわけではないと考えておいてください。

単品で処分するよりも、他の不用品とまとめて出した方がお得になるケースもあります。業者によって単品で算定する方法とパック料金で算定する方法があるので、見積もりを取ってきちんと納得のいく業者を探すようにしましょう。

  • 最短なら即日回収が可能!
  • 最も手間がかからない方法!
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知っておきたい掃除機の種類別の違い

メリットとデメリット

掃除機を処分して新しい機種に買い替えしたいと思っている時に、迷うのがサイクロン式紙パック式かです。それぞれの基本的なメリットやデメリットを把握しておくようにしましょう。

紙パック式のメリットとデメリット

紙パック式のメリットは、圧倒的に紙パックを捨てるのが楽という点です。数か月に一回、紙パックを出して捨てるだけでゴミが舞い上がることもありません。

デメリットは、紙パック代がかかることです。紙パックの料金は、数十円~数百円するのでランニングコストを考えておく必要があります。

サイクロン式のメリットとデメリット

一方、サイクロン式は紙パックを使用していない構造なのでそのコストが不要というのはメリットです。また、サイクロン式は遠心力でゴミと空気を分ける方式なので排気がきれいだというメリットもあります。
ただし、排気をきれいに保つためには、ダストケースやフィルターの掃除をこまめにしなければなりません。

サイクロン式は、水洗いや指定されたお手入れ方法で定期的に掃除をしないと吸引力の低下も起きてしまいます。
紙パック式は簡単に捨てるだけで済むのに対して、サイクロン式はお手入れの際に埃を吸ったり時間がかかったりするのはデメリットです。

水洗いや指定されたお手入れ方法で定期的に掃除をしないと吸引力の低下も起きてしまいます。

掃除機の方式サイクロン式紙パック式
排気
吸引力
お手入れ
ランニングコスト
持続力

ご覧のようにどちらもメリット・デメリットがあります。時間やお手入れ、コストなどを比べてみた上で、どちらの方式にするかを決めてから具体的に製品を絞り込んで行きましょう。
それぞれの方式の掃除機には、コードレスかコード式、スティック型、キャニスター型などいろいろ登場しているのでポイントを理解しておくと決めやすくなりますね。

費用や手間・時間で処分方法を比べてみよう

考えている女性

掃除機は、自治体のゴミ回収以外でも捨てる方法がいろいろとあるとお伝えしました。それぞれの費用や手間、時間を比較して一番合った処分方法を見つけてみましょう。もちろん、掃除機の状態が良ければ買取も可能です。家庭に無くてはならない掃除機だけに、使用しているに連れてだんだんと不満点も出て来てしまうものですね。買い替えの際に、不満を解消できる機種選びをすれば、より掃除のストレスをなくしてくれるでしょう。