断捨離、引越しや家族の人数の変化などで衣装ケースが余ってしまい処分をしたいものの、どんなやり方で行えば良いのか悩んでしまうことがありませんか?
使わなくなった衣装ケースを無駄に保管しておくのは、スペースの無駄遣いになってしまいます。また、収納スペースにぴったり合うものや段組みになっているものに買い替えすると、古い衣装ケースが使われなくなるものです。衣装ケースは、自治体の粗大ゴミで捨てられるのでしょうか?
- 衣装ケースを処分する方法!
- 衣装ケースは売却できるのかどうか?
- 手間なく衣装ケースを廃棄するなら不用品回収業者がおすすめ!
この記事を読んでもらうと、衣装ケースの処分方法が分かります。粗大ゴミでの出し方や不用品回数業者に依頼する方法を始め、フリマアプリで出品する方法など売却方法もまとめてみました。どの方法がやりやすいのかをまずは、目を通してもらった上で比べてみてください。
衣装ケースの処分方法
衣装ケースを処分したい時には、以下の6つの方法があります。費用や手間、処分の早さなどご自身の都合にぴったり合う方法を探してみましょう。
自治体のゴミ回収で出す
衣装ケースは自治体のゴミ回収のルールに従って、粗大ゴミや可燃ゴミ、廃プラゴミとして出せます。
「衣装ケース(または衣装箱) 粗大ゴミ 自治体名」で検索すると該当するホームページを見つけやすくなります。
粗大ゴミで出す
衣装ケースをそのままの形で出す場合、多くの自治体では粗大ゴミとして回収しています。
- 粗大ごみ処理センターへ電話かネットで予約をする
- 粗大ごみ処理シールを自治体の指定場所で購入する
- 粗大ゴミ処理シールに必要事項を記入し衣装ケースに貼る
- 収集場所へ収集時間内に持ち込む
自治体によってゴミの分別をする際の条件には違いがあります。
- 「粗大ゴミは1辺の長さが30㎝以上」
- 「50㎝以下のプラスチック製品は不燃ゴミで可能」
上記のように自治体ごとで条件が違うので、必ずゴミの分別を確かめた上で捨てるようにしてください。
粗大ゴミ回収を利用する最大のメリットは、費用が安いことです。もともと数千円程度で購入したものだけに、できるだけ廃棄処分の費用は抑えたいと思う方が大半でしょう。
一方、衣装ケースがたくさんある場合には、収集場所まで持ち込むにしても軽い反面、かさばるので扱いにくいというデメリットも考えておかなくてはなりません。特に、アパートやマンションに住んでいて複数の衣装ケースを処分する際にはやや手間だと感じる方もいるでしょう。
分解して材質によってゴミの分別に従う
衣装ケースというとプラスチック製が主流になっていますが、それ以外にも以下の種類があります。
材質 | 特徴 | 一般的な区分 |
アルミ | 強度があるが通気性が劣るのでさびが出やすい 昔はよく使用されていた | 粗大ゴミ |
桐 | 通気性がある 害虫に強い 重量がある | 粗大ゴミ |
ダンボール製 | 軽く扱いやすい 捨てやすい 湿気に弱い | 資源ゴミ |
プラスチック | 軽く扱いやすい 目的別でデザインが豊富 現在はプラスチックが主流 | 粗大ゴミ |
ダンボール製以外の衣装ケースは、そのままの形なら粗大ゴミで出すのが一般的です。しかし、分解する裏ワザを使えば燃えるゴミや廃プラゴミなどとして出せるようになります。
衣装ケースを分解するためには、カーペットやプラスチック製品・パイプいすや物干し竿などの切断が可能なノコギリがあれば大丈夫です。安いものは2000円程度で購入できるので一つあれば、他の粗大ゴミの分解にも色々と活躍してくれるでしょう。
粗大ゴミ解体ノコギリは、多目的の切断にも使えるのであると便利!
衣装ケースを切る際に欠片が出にくくなっているものもあります。プラスチックを切断できるノコギリがあり時間や手間を惜しまない方には、安く処分できるメリットです。
しかし、分解できる場所がない方や時間が無い方、DIYの作業が苦手な方には裏ワザを使うのはおすすめできません。
- メリットは安く処分できること!
- デメリットは持ち込む手間がかかること!
フリマアプリで売る
コンディションが良いものなら、メルカリを始めとするフリマアプリで出品する選択肢もあります。
- サイズ
- 入れていたもの
- キズやゆがみの有無
できるだけ写真や説明文で衣装ケースの状態を伝える工夫をする方が、買い手がつきやすくなります。気になる送料ですが出品者負担となる場合が多いため、できるだけ費用を抑えられる配送方法を予め検討しておき、送料を含んだ価格設定にするのが無難でしょう。
エコにも貢献できて購入者が見つかれば、お得に衣装ケースを処分できるのがメリットです。
ただ、購入者がつかない場合には結局、廃棄処分または譲渡する方法を選ばざるを得ません。
- メリットはお得に処分できること!
- デメリットは必ず売れるとは限らないこと!
地域掲示板で売る・譲る
フリマアプリを利用しても配送方法が面倒だという方は、地域掲示板のジモティーを活用してみましょう。断捨離で不要になったものの使用するには問題のない衣装ケースが、よく出品されています。ジモティーでは、処分にお金をかけずに済めば良いと考え無料で出品しているケースも少なくありません。
地域で売買・譲渡ができるので手軽なのが、ジモティーのメリットです。知り合いに譲るとは言いにくいものですが、ジモティーなら貰い手も気軽に見つけやすくなります。
反面、引き取りに来てもらう必要がある時には、自宅の住所がわかってしまうという点が気になる方もいるでしょう。
- メリットは地域で配送の負担を考えずお得に処分できること
- デメリットは必ず売れるとは限らないこと!
リサイクルショップで売る
最寄りのリサイクルショップやネットの買取業者で売る方法もあります。元の単価が安いため、買取価格といっても100円~300円だと考えておいた方が良いでしょう。
たとえば、トレジャーファクトリーの買取は店頭・出張・宅配と3つの方法から選べます。新入荷ブログ一覧で衣装ケースを検索してみると、おおよそどんなものが買取されているか分かるので価格や参考にしてみてください。
コンディションが良ければ、数百円の利益が出るのはメリットです。微々たる金額であっても、廃棄処分にお金をかけたくない方には向いているでしょう。
- メリットは数百円でもお得に処分できること!
- デメリットは査定額が出ないこともあること!
支援団体に寄付をする
処分の発想を変えて、寄付という方法も検討してみましょう。捨てるにはもったいない、どこかで再利用してもらいたいと思う方には、おすすめの方法です。
ワールドギフトやエコトレーディングに衣装ケースを始め家庭にあるぬいぐるみや古着、食器、おもちゃなどを送ることで発展途上国や社会支援団体へ寄付ができます。
たとえば、ワールドギフトの場合は衣装ケースに衣類やおもちゃ、雑貨などを詰めて送れる仕組みになっているので、まとめて不用品を有効利用してもらえるメリットがあります。
3辺の合計サイズ | 集荷料金 |
120サイズ | 2,400円 |
140サイズ | 2,900円 |
160サイズ | 3,700円 |
社会貢献に関心がある方は所定の料金がかかりますが、寄付ができて同時に衣装ケースの処分もできるので一挙両得です。
- メリットは社会貢献と処分が同時にできること!
- デメリットは一定の費用がかかってしまうこと!
不用品回収業者に依頼する
手間をかけずに一気に処分できるのは、不用品回収業者への依頼です。まとまった数の衣装ケースでも、見積もりを取った上で依頼をすれば一度の回収で済むのですっきりと片付けられるメリットがあります。
衣装ケースの回収費用の相場
衣装ケースの回収費用は、業者によって異なります。概ね、相場は以下の通りです。
- 衣装ケース単体 500円~900円
- 衣装ケース3段 1,000円~1,800円
たくさんある場合には、積み放題プランで見積もりしてもらうと衣装ケースは重量が軽いので重量の心配をする必要はないでしょう。蓋つきのボックスタイプなら積み重ねるとスペースを減らせるので、より効率よく積み込めますね。
しかし、出張費や人件費、車両代金などが別途加算されるケースもあるため、粗大ゴミで廃棄するよりも当然高く成ってしまいます。
- メリットは迅速に負担なく処分してもらえること!
- デメリットは適切な業者かどうか見極めが必要なこと!
衣装ケースを高く買取してもらうためのポイント
衣装ケースを売るには、いくつかのポイントを抑えておくと高く買取してもらえる可能性があります。
汚れやシール跡をきれいにする
できる限り汚れやシール跡をはがしてきれいに掃除をしましょう。プラスチック製品なので、水拭きがおすすめです。また、シール剥がし剤があると頑固なシール跡も簡単に落とせます。使用感のないものほどニーズが高く再販してもすぐに売れやすいので、ちょっとしたひと手間ですがきれいにお手入れをしておきましょう。
3~5段の衣装ケースは人気が高い
人気があるのは、3~5段の衣装ケースです。単品よりも使い勝手が良いことから、ニーズが高くなっているので査定が高くなります。
1点よりもまとめて売るのがお得
単品でも同じシリーズをまとめて売るのもおすすめです。1点だけでは値が付きにくいものでも、同じシリーズが揃っていれば統一できるメリットがあるので買取されやすくなります。
人気のブランド
衣装ケースは色んなメーカーから販売されていますが、以下のブランドは広く再販されやすくなっているのでお手持ちの物を確かめてみてください。
- 無印良品
- ニトリ
- IKEA
- アイリスオーヤマ
廃棄処分しかない衣装ケースなら不用品回収を賢く利用する
最終的に廃棄処分するしかない衣装ケースなら、不用品回収業者を賢く利用してみましょう。
他の不用品とまとめると安く抑えられる
衣装ケース単独で依頼すると費用が割高に感じるものですが、他の家具や家電、布団など普段の生活ゴミとして出せない不用品をまとめて依頼すると費用を抑えることもできます。
手間も時間もかけずに簡単に処分できる
粗大ゴミ回収だと確かに費用は安いものの、曜日の指定や事前に処理シールの購入、収集場所への持込も必要です。時間的、体力的にも無理という高齢者や多忙な方などには現実的ではないでしょう。
不用品回収業者なら、手間も時間もかけずに簡単に処分できます。そのためにも、良質なサービスを提供できる業者のリサーチは欠かせません。
衣装ケースの状態を見て、一番相応しくお得な方法で処分を進めて行きましょう。