いつのまにかたくさんの本がたまってしまい処分をどうしたら良いのか悩んでしまう方も多いでしょう。1冊の本と向き合うのは、とても貴重な時間です。読み終えたらすぐに捨てようとする人、本棚にコレクションとして並べる人など人それぞれでしょう。ほとんどの方は、後者ではないでしょうか?
この記事で分かること!
- ちょっと待って!本を捨てる前に状態をチェック!
- 本の処分方法は捨てる・売る・寄付するから選ぼう!
- せっかく売るなら高く売るコツを抑えておこう!
この記事を読んでもらうと、本を処分する方法が即座に分かります。「本がいっぱいになり置き場所もなくなった」「そろそろ断捨離をしたい」「引越しを機に本を処分したい」などいろんな理由で処分を考えるものです。「捨てたいけれど中古本は本当に売れるのかも知りたい」という方もすっきりと処分ができるようになるでしょう。
本を捨てる前に状態を確かめよう
一度読んだ本やしばらく本棚に置いていた本をそのまま捨てようという感覚の方も中にはいますが、これはとてももったいない話です。あなたが不要な本でも別のどなたかが欲しいと思っている本かもしれません。汚れもなく真新しいままの本をゴミとして捨てるよりも、古本買取を利用すればお金を得られるようになります。
本を処分するのに「捨てる」だけの選択肢をただちに選ぶのは、考えものです。捨てる前に、本の状態を確かめてみませんか?
捨てるにも迷ってしまう本の処分方法
本の置き場所がなくなってしまいそろそろ処分をしなければと思っていても、すんなり本を捨てるのには迷いがあるものです。本を処分するのに主に5つの方法があるので、納得が行く方法を選んで進めてみましょう。
資源ゴミとして出す
本は、紙類で燃えるものという思い込みで可燃ゴミとして出してしまう人もいるかもしれませんが、自治体のルールでは資源ゴミとして出すように決められています。決められた収集日に本をビニール紐で十字にしばって出すだけなので比較的手軽です。
資源ゴミの日に本を出す際には、単行本や文庫本、新書などサイズごとに分けて縛るようにしましょう。ゆるみが出てしまうと回収の際に本がばらけてしまい落下するなど、回収スタッフへの手間をかけてしまいます。
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図書館や施設や寄付サイトへ寄付をする
自分は読まなくなったけれど誰かの元で読んでもらいたいという希望がある場合には、図書館や施設への寄付を検討してみましょう。図書館、児童施設や高齢者施設、病院で寄付を受け付けているのかをまず問い合わせから始めてみてください。
図書館では寄付を受け付けても蔵書として置くスペースが限られているため、基本的には受け付けていない所が多いのですが、寄付された本を置くスペースを一部設けているところも中にはあります。
- 汚れや激しい劣化のない本
- 寄付先の読み手に合うジャンルの本
寄付を受け付けているところなら、上記の条件に当てはまる本を持参または郵送してみましょう。
最寄りで見つけにくい場合やもっと手軽に寄付をしたい場合には、「charibon(チャリボン)」という本の寄付を受け付け支援に充てているサイトを活用してみましょう。こちらに本を送るとその買取金をNPO法人や公益社団法人などへの寄付になり支援ができる仕組みです。申し込みをすれば、自宅まで配送業者が集荷に来てくれるため本を梱包するだけで済みます。
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オークションやフリマアプリで出品する
専門書や話題の本、レアな本などはオークションやフリマアプリで出品をしてみましょう。フリマアプリではバーコードを読み取るだけで簡単に出品できるシステムになっています。オークションやフリマアプリで同じ本がどれくらいの値段で出ているかを確かめて、自分なりに値段をつける楽しみもあるでしょう。
どんなものを出品するのも同じですが、購入者とのトラブルにならないためには、本の汚れや日焼けなどがある場合にはその状態が分かるように写真とコメントで説明をするようにしてください。
購入者とのやり取りや配送の手間は避けられないので、本の処分を急いでいない方に向いています。また、取引に慣れているので抵抗感がない人であれば、手軽に出品してみるのもおすすめです。
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古本業者に買い取ってもらう
本を捨てるにはもったいないという方は、古本業者の利用が断然おすすめです。以前は、街の古本屋へ重い本を持ち込んで査定を受けるのも良くある光景でしたね。「苦労して持ち込んだのに、買取額がこれだけ?」という思いをした苦い思い出がある方もいるでしょう。今では、ネットでいろいろな古本業者を選べるので手間も最小限になりました。
具体的に人気の古本買取業者を紹介しておきましょう。
ブックサプライは、高い査定額が出せるのが魅力です。事前の査定がサイト上でできるので気軽に試してみることもできます。
バリューブックスでは、宅配買取を利用する際に500円/1箱がかかるものの、買取価格が通常よりも高めなので利用してみる価値があるでしょう。こちらでは、本のタイトルや本棚の写真で査定額の目安がわかるのもとても便利に使えます。
- 買取の費用は基本的に無料 送料の負担や買取不可の際の返送料に負担を確かめておく
不用品回収業者に回収してもらう
最も手軽で便利に利用できるのは、不用品回収業者への依頼です。部屋一面を埋め尽くすほどの本がある時には、本の処分を進めるにも相当な労力がかかると考えられます。不用品回収業者なら都合の良い日に大量の本を回収に来てくれるため、搬出も梱包も不要です。
特に、何十冊もの本を処分するにも高齢者などは保管している部屋から玄関先まで出すだけでも、大変な負担となるでしょう。その点、不用品回収業者なら安心して依頼できるメリットがあります。
ただ、手間をかけずにすむだけに費用がかなりかかってしまうのは避けられません。少しでも費用を抑えて利用するためには、他の家電や粗大ごみなどと一緒に本類を回収してもらうのがおすすめです。
- 費用 他の不用品とまとめて積み放題サービスを利用すると定額で済む(軽トラック12,000円前後)
本をできるだけ高く買い取ってもらうコツ
手持ちの本を売るなら、できるだけ高い査定額を出してほしいものです。高く買い取ってもらうためのコツを見ていきましょう。
普段から本を傷めないように気を配る
本の買取は、極力新品に近いものほど高い査定額が出ます。もし、埃や汚れがあれば柔らかい布で拭き取るようにしてください。また、始めから買取に出す目的をもって本を傷めない工夫をするのもおすすめです。
- ブックカバーをつける
- 表紙をしおり代わりにしない
- 折り目をつけない・書き込みをしない
- 日焼けしないところに置く
- 飲食しながら読まない
複数の本をまとめて査定に出す
古本買取業者では、「〇〇冊以上」と買取り条件を指定しているところもあるので、複数冊をまとめて査定に出すのが適しています。売り手としても、全てが買取対象にならないケースも考えられるので、まとめて査定に出すことで数冊でも高く買い取ってもらえれば査定額のつかない本もあわせて買取してもらえるのでメリットになります。
宅配買取の梱包する際の工夫
古本買取業者へ配送する際には、ダンボールを準備してくれる業者もあり衣良不要な本を詰めて配送業者の集荷を待つだけなので手間もほとんどかかりません。注意をしてもらいたいのは、本を詰める時に表紙が見えやすいことから縦に詰める方もいますがダンボール内で本が動いてしまい本を傷めてしまう可能性があるので注意してください。
- 平積みにして入れる
- 重い本・厚みのある本は下部に入れる
- 軽い本・厚みの少ない本は上部に入れる
- 緩衝材を入れて本を動かないようにする
ちょっとした一工夫をするだけで、本の破損を防ぐことにもつながります。梱包状態が悪いことで本が傷んで査定額が下がることを避けるようにしましょう。
まとめ
手持ちの本の処分をするのは、どうも抵抗があり迷ってしまう方も多いでしょう。本の種類や状態によっても「ゴミで捨てるのか」「買い取ってもらうのか」「寄付をするのか」も変わって来ます。ご紹介した方法の中からストレスなくできそうな方法を選んでみましょう。もったいない思いがあった方なら、寄付や買取を活用できるとその思いも消せるせるようになります。